Q 国民年金にはどんな人が加入するの
A 国民年金には、日本に住む20歳以上60歳未満のすべての人が加入します。職業によって次の3種類（被保険者）に分けられます。 第1号被保険者→自営業者、学生、フリーターなど（第2号・第3号以外の人は収入にかかわらず第1号被保険者になります。） 第2号被保険者→厚生年金に加入している会社員や公務員など 第3号被保険者→第2号被保険者に扶養されている配偶者※就職や退職、結婚や離婚などで加入の種類が変わったときは、その都度届出が必要です。
Q 年金って若いときにも関係あるの
A 関係あります！国民年金は老後の年金だけでなく、病気やけがで障害が残ったときにも、障害基礎年金が支給されます。ただし、年金保険料の納付要件や、障害状態の審査があります。 交通事故や病気など、万が一のことはいつ自分の身に起こるか分かりません。そんなときに、生活の支えになるのが障害基礎年金です。また、一家の働き手が亡くなったとき、残された家族を支える遺族基礎年金もあります。
Q 保険料はいくら・ どうやって納めるの
A 第1号被保険者の保険料は、1か月16，520円（令和5年度）です。日本年金機構から納付書が送られてきますので、金融機関やコンビニエンスストアなどで納めてください。口座からの引き落としやクレジットカード納付もできます。（事前に申込が必要）また、その年度の1年分・6か月分など一定期間の保険料を、前もって納めると割引になる前納制度や、月々の保険料に400円をプラスして納めることにより、老齢基礎年金を少し増やすことができます。（付加保険料）
※国民年金基金に加入している方は、付加保険料の申し込みはできません。
Q 収入がなくて保険料を納められない場合は
A 学生であれば、在学中の保険料を後払いできる学生納付特例制度があります。学生でない方も保険料の免除や納付猶予を受けられる制度があります。いずれも前年所得による審査がありますが、納められないときはそのままにせず、ご相談ください。
