学校給食献立表
4月最後の今日は、国民食とも言われている「カレー」にしました。大釜で調理されたカレーは、家庭のものとは一味違って、美味しいです。
ごはん、牛乳、あじフリッター、カレー、フルーツミックス
今日のフルーツミックスに使用した3種類(みかん、もも、パイン)の缶詰です。1缶は約1.8キログラムあり、このように並べると見た目以上に迫力があります。
たまねぎの原産地は中央アジア・地中海沿岸とされ、古代エジプトやギリシャでは、すでに栽培されていたほど歴史のある野菜です。日本へは明治時代になってから輸入され、洋食の普及とともに食べられるようになった野菜と言われています。たまねぎには、ビタミンやカルシウム、鉄といったミネラル類などの栄養素を豊富に含んでいます。たまねぎを切ると発生するのが、涙を出す刺激や辛味成分の「硫化アリル」。 これが体内に入ると、「アリシン」という成分に代わります。 「アリシン」は血栓を防ぎ、血液の流れを良くしたり、コレステロール値を下げたりする効果があるそうです。だからと言って、たまねぎを過剰摂取してしまうと、アリシンには強い殺菌作用があるので、胃や腸などが強い刺激を受け、下痢や腹痛、吐き気や頭痛を引き起こし体に悪影響を及ぼしてしまう危険性もあるのでご注意を。
ごはん、牛乳、春巻き、焼き肉、チンゲン菜のスープ
写真の春巻きは、小学生用のサイズ(35グラム)です。中学生用はサイズ違いの50グラムの春巻きが提供されています。もう一品の豚肉の焼き肉は、みそ味にしました。
中国が原産地のチンゲン菜には「白い仲間」がいるようです。 チンゲン菜の白い仲間、その名は「パクチョイ」というもので、 パクチョイは1970年以降に中国から入ってきた中国野菜で、軸と茎が青いものは「青梗菜(ちんげんさい)」、白いものは「白菜、白梗菜(ぱくちょい)」と名付けられたそうです。チンゲン菜は野菜ではめずらしくカルシウムが豊富で、ビタミンやカロテンも多く含まれているそうです。
ツイストパン、牛乳、ジャーマンポテト、鶏のトマトソース、ワンタンスープ
一番左が中学生用に提供される大きさのパンで、一番右が小学校低学年用です。
ジャーマンポテトという呼び名は和製英語で、ドイツの(German) ジャガイモ(potatoes)を使った料理という意味で名付けられたと言われています。ドイツで類似した料理には「ベーコン+ジャガイモ」という意味の、シュペックカルトッフェルンという料理があるようです。じゃがいもには、でんぷんとビタミンCが多く含まれています。じゃがいもにはみかんと同程度のビタミンC が含まれていて、でんぷんによって保護されているので、煮ても焼いてもあまり減らないと言う特性があるようです。
そぼろごはん、牛乳、えびカツ、グリーンサラダ、もやしスープ
今日は、伊奈町産のお米を使ったそぼろごはんです。別の釜で甘辛く煮たそぼろを、炊きあがったごはんに混ぜました。そぼろごはんは、人気メニューの一つです。
今日のもやしスープには「にら」も入れました。にらは季節を問わずスーパーなどで見かける野菜ですが、今が旬です。特に春に収穫されるにらは、香りが強くてやわらかく、おいしいといわれています。にらには、硫化アリルという成分が含まれていて、消化を助けたり、肉類の臭みを消す役目があるようです。
新年度になって2週間が過ぎ、新しい環境に慣れてきたころではないでしょうか。「早寝、早起き、朝ごはん」を目指し、食事で栄養とエネルギーを補給して、今週も頑張りましょう!!
ごはん、牛乳、鮭の塩焼き、ごぼうサラダ、いも団子汁
ゴボウは薬用として用いられていたほど栄養が豊富な食材です。食物繊維の他、ミネラルやポリフェノールを豊富に含むようです。春ごろと秋から冬の年に2回、旬があるそうです。購入時は、太さが均一でヒゲ根が少ない土付きのゴボウを選び、保存するときは乾燥しないように、新聞紙やラップに包むといいそうですよ。
学校給食センターの近くには水田が広がり、学校給食では伊奈町で作られたお米も使っています。お米は主食として、食生活に欠かせないものです。朝ごはんにお米を食べると、眠っていた体が目覚め、午前中に活動するためのエネルギーになります。また、お米は粒のままの状態なので、よく噛む必要があります。この噛むことが脳に刺激を与え、脳の働きを活発にしてくれるそうです。今日のおかずは、白米に合う鮭の塩焼きにしました。しかしながら、先週のわかめごはんに比べて、今日は各校でごはんを残していました。いっぱいお米も食べてほしいです。
昨日、今日と十分な日差しがあり、気温も上昇しました。この時期の気温の上昇は、気づかないうちに熱中症になっていることもあるそうです。皆さん、注意してくださいね。
わかめごはん、牛乳、鶏のから揚げ、小松菜のサラダ、とん汁
今日のごはんは、伊奈町産の精米も入っている「わかめごはん」でした。ちょっぴり塩味で、子どもたちからのリクエストも多いごはんです。
今日の給食の汁物は、里いもが入ったとん汁でした。里いもは、縄文時代に中国から日本に入ってきたようです。山に自然にできる「山のいも」に対し、里で作られるので「里いも」と呼ばれるようになったそうです。里いもには、エネルギーのもとになるでんぷんや体を作るたんぱく質を多く含みます。皮をむくと、ヌルヌルする里いもですが、このヌルヌルには胃を守り、胃腸の働きを助ける作用があるようです。里いもは煮物にしても美味しいですが、シンプルに皮付きのまま蒸して少し焦げ目がつくくらい焼いたのち、みそを付けて食べても美味しいですよ。
こどもパン、牛乳、コロッケ、キャベツのサラダ、コーンスープ
リクエストメニューのコーンスープです。粒コーンやにんじん、たまねぎ、ベーコンが入っています。シチューほどではありませんが、とろみがあり、やさしい味のスープです。
牛乳には、日本人に不足しがちなカルシウムが多く含まれています。カルシウムは、骨や歯などを作るのに必要な栄養素で、成長期にしっかりとした体を作るにはかかせないものです。また、寝つきをよくしたり、イライラを解消したりすることにも効果があるようです。カルシウムをしっかりとって、丈夫な体をつくりましょう。
今日4月19日は「し(4)ょくい(1)く(9)」(食育)と読む語呂合わせから、食育の日です。食を通した教育の「食育」を、より深く考え実践する機会になるようにと、政府が毎年6月を「食育月間」、毎月19日を「食育の日」に制定しました。今日から小学校1年生の給食が始まりました。教材としての役割も担っている給食をしっかり食べ、9年をかけて「食」に関するさまざまなことを学んでほしいと思います。
バターロール、牛乳、ハンバーグ、春雨サラダ、コンソメスープ
左から、低学年(40グラム)、中学年(50グラム)、高学年(60グラム)、中学生(70グラム)に提供したバターロールです。市販のバターロールは、およそ30グラムのようなので、低学年では若干大きめなサイズです。小学校1年生にとって、初めての学校給食のお味はいかがでしたか?
この時期商店では、「春キャベツ」と書かれた商品があります。キャベツにはさまざまな品種があるようで、春キャベツと冬キャベツも収穫時期が違うだけでなく、品種そのものが違うようです。もともと冷涼な気候を好む野菜のキャベツですが、気温が高くても栽培できるよう品種改良を重ねた結果、さまざまな品種が生まれたそうです。キャベツを選ぶコツの1つに、キャベツの底にある軸の切り口をチェックしてみる方法があります。切り口がみずみずしく、あまり大きすぎないものを選ぶのがコツだそうで、切り口が干からびているものは避け、また、切り口が大きいものは内側の芯の部分が大きめなんだそうです。
伊奈町では、毎月19日が「食育の日」なので、和食の献立にしています。1日早いですが、今日は和食の献立にしました。
ごはん、牛乳、さばのみそかけ、おひたし、のっぺい汁
さばにかけた「みそだれ」の材料は、赤みそ、砂糖、みりん、酒、水です。砂糖、みりん、酒、水は同量で、砂糖の2.5倍の量の赤みそを使っています。材料を混ぜ合わせた後、ツヤが出るまで弱火で煮詰めたら出来上がりです。
今日のおひたしは、ほうれん草を使いました。原産国は西アジアで、シルクロードを通って中国から日本に伝わってきたそうです。当時は、中国からきた葉なので「唐菜(からな)」と呼ばれていたようです。ほうれん草は野菜の王様と呼ばれるほど栄養価の高い野菜で、カリウムや鉄、ビタミンA、ビタミンCが多く含まれています。
今日と明日は、小学校新1年生の給食は牛乳のみで、実際の給食で使用するトレイ(お盆)を使って配膳の練習をしていました。
ごはん、牛乳、豚肉のサイコロ揚げ、アスパラのサラダ、白菜スープ
今日のサラダは春野菜のアスパラガス、キャベツのほかに、にんじん、コーンを入れ色鮮やかになりました。
春の味覚、甘みと香りが魅力のアスパラガスの語源は、「たくさん分かれる」という意味をもつギリシャ語の「アスパラゴス」だそうです。アスパラガスが、次々と地上に生えてくる若い茎を収穫することから、この名前がついたようです。よく見かける、グリーンアスパラガスやホワイトアスパラガス、紫アスパラガスっていうのもあります。ホワイトアスパラガスの品種はグリーンアスパラガスと同じですが、 土を寄せて日光が当たらないようにして栽培するので色白です。また、紫アスパラガスは、表皮にポリフェノールの一種である「アントシアニン」を含むので、紫色の品種だそうですが、加熱すると緑色になってしまうようです。
今日の給食は、春の訪れを感じる献立にしました。
たけのこごはん、牛乳、赤魚の白醤油焼き、わかめサラダ、田舎汁
大人は春になると食べたくなるたけのこごはん。センターでは毎日、各学校から返却された食べ残し量を計測しています。提供した量に対する食べ残し量で比較すると、昨日の白米は14パーセント食べ残しがあったのに対し、今日のたけのこごはんは13パーセントでした。比較的伊奈町の子どもたちは給食を食べていると思いますが、各子どもたちに摂取してほしい栄養量がとれているのか心配なときもあります。
たけのこは、成長が速く、すぐに竹となってしまうため、生のたけのこを楽しむことができるのは限られた期間です。成長がとても早く、一旬(10日間)で竹になることから、漢字で書くと、竹冠(たけかんむり)に旬(しゅん)と書くようです。掘りたてはやわらかく、えぐみ(苦味に感じるもの)も少なく、生で食べると独特のうまみがあり、時間の経過とともにえぐみが増すそうです。
伊奈町の学校給食では、学校ごとにリクエストメニューのアンケートを行い、献立に取り入れています。今月は伊奈中学校のリクエストを取り入れ、今日の献立の油淋鶏(ユーリンチー)とたまごスープはリクエストがあったものです。その月の献立表に太字で表していますので、ご確認ください。
ごはん、牛乳、油淋鶏(ユーリンチー)、もやしサラダ、たまごスープ
鶏肉やにんじん、白菜が入ったたまごスープです。たまごはスープ内でふわっとなるように、溶き卵を一度濾してから、スープに入れています。
スーパーなどでよく見かけるもやしは、緑豆もやしが多いですが、ほかにも大豆もやし、ブラックマッペもやし、黒豆もやしなどもあります。細くて白いもやしですが、一般的な大豆と大豆もやしの100キロカロリーあたりの栄養素を比べると、大豆イソフラボンが1.3倍、葉酸が4.5倍、食物繊維が1.6倍も含まれているそうです。また、豆の状態ではほとんど含まれていないビタミンCが、発芽後にはなんと5倍、ビタミンB2も3倍に増加しているそうです。不思議ですね。
今日から学校給食が始まりました。(小学校新1年生は、4月19日(水曜日)から始まります) 今日の献立は、進級をお祝いしてデザートと人気メニューの「チンジャオロース」にしました。本年度も安全でおいしい給食を目指して、給食センター職員一同心を込めて調理します。
ごはん、牛乳、揚げぎょうざ、チンジャオロース、キムチスープ、お祝いデザート
成長期に必要なカルシウムを摂取するために、給食では毎日牛乳がつきます。 アレルギーなどで牛乳が飲めない人は、カルシウムを多く含む小松菜や小魚などを積極的に食べてくださいね。
伊奈町の学校給食は、国が示す「学校給食実施基準」を基に献立(主食、牛乳、副食(おかず)で構成)を作成しています。学校給食は、子どもたちにとって、適切な栄養を摂取することにより心身の健全な発達の一助となり、また、学校給食を活用した食に関する教材の一つと考えております。旬の食材や行事食、郷土食を取り入れた、変化のある献立内容を心がけ、本年度も毎日の学校給食を紹介していく予定です。
伊奈町学校給食センター
電話: 048-721-0227
ファクス: 048-722-5304
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