若い世代(20歳代・30歳代)の投票率が、その上の世代に比べて低いという話題はよく耳にします。では、いつからそうなったのでしょう。
じつは、前からずーっと続いていることなんです。(総務省ホームページ)(別ウインドウで開く)
高齢の世代の方の中には、今は投票に行っているけれど、若い頃は投票に行っていなかった・・・という方もけっこういるのです。つまり年齢を重ねるごとに将来のくらしを考えるようになり、政治に対する関心も高まっていく傾向があるのでしょう。
では、なぜ今話題になるのでしょうか。
選挙で選ばれた人たちの仕事の一つは、何にお金を使うか、その配分を決めるということです。
選挙に行く人の年齢層が高ければ、その人たちにより多く支持されて選ばれたことになる政治家は、その人たちのためになる政策に、より多くのお金を配分するようになるでしょう。
もちろん高齢者に対する政策の充実はとても重要なことです。
「いずれは自分も高齢者になるのだし、高齢者の意見を聞いて、高齢者のためにどんどん予算を使って、高齢者が暮らしやすい社会になればいい」と思って、あえて選挙に行かない人も、ひょっとするといるかもしれません。
しかし、今後は人口減少、高齢化が進んでいくと見込まれています。これまでと同じ考えでは、今までのようなくらしはできなくなってしまうおそれがあります。そこで将来にわたって暮らしやすい社会を実現するためには、社会の支え手となる若い世代の考え方が重要になってきます。 現在は、満18歳以上の男女すべてに選挙権があります。つまり世の中を変える力は、若い世代の人たちも平等に持っているのです。
「どうせ自分一人が投票したって・・・」と、若い人たちが選挙に行かないのは、もったいなくないですか?
と、いうことでみなさん選挙に行ってみませんか?
※最近では‘ネット選挙’と言われるように、インターネットを使った選挙運動ができるようになりました(投票することはできません)。選挙制度も少しずつ身近なものに変わってきています。将来は、インターネットを使って投票できるようになるかもしれません。もしそうなったら、現在のように投票所に行って投票するということは、貴重な経験になるかもしれませんよ。
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