町指定民俗文化財(有形民俗)花車・神輿
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【ふりがな】だし・みこし
【名 称】花車・神輿
【所 有 者】志久文化財保存会
【所 在 地】小室6006番地
【概 要】
花車についての資料は、「明治29年3月花車新調仕払簿」が残されているだけで、発起人・棟梁とも不明です。この資料によると、米一升16銭のころに200円以上もかかっており、当時の花車新調資金集めの苦労がわかります。このようにして造られた花車は長い間風雨にさらされて傷み、昭和55年に修理されました。
神輿は、明治16年小室村の加藤権九郎が発起人となり、堤崎村(現上尾市)の棟梁吉澤初五郎と大谷本郷村(現上尾市)の彫師山田弥吉に依頼して造ったもので、全高約170cm、全幅約130cmのいわゆる四尺神輿です。重量は未計量のため不明ですが、俗に百貫(約270kg)神輿といわれ、大人12人で肩までやっとかつぎあげることができる重さです。かつては、伊奈町でも何台か神輿が存在していたようですが、現在は志久のものだけで、この神輿も昭和56年に修理されました。
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