町指定記念物(史跡)春日家の墓
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【ふりがな】かすがけのはか
【名 称】春日家の墓
【所 有 者】桂全寺
【所 在 地】西小針1丁目2番地
【概 要】
天文2年(1533)10月8日に亡くなった春日行忠の墓塔(五輪塔)を中心とした墓石群です。五輪塔は、春日行定が祖父の菩提を弔うために創建した桂全寺内に建立したものですが、その後荒廃したため江戸時代末期の嘉永年間に景定流の春日3家が修復・再興し
ています。
墓地内には、再興者の一人である春日邦三郎顕恊が建てた慶応4年(明治元年、1868)の長女の墓と、明治3年に相次いで亡く
なった妻・娘婿11代恊道・孫の合葬墓の角柱塔2基も建っています。
春日行忠は、元禄11年(1698)以降、小針内宿村を支配した旗本春日家の祖で、戦国時代に小針内宿村に館(陣屋)を構えた岩付
城主太田氏の重臣、春日下総守景定の祖父と言われています。
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