清のひとこと(町長コラム)
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令和8年9月
9月1日は防災の日です。7月28日の令和8年熊本地震では多くの方が被災されました。被災された皆様に、心からお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復旧・復興をお祈りいたします。
さて、被災地のことを案じていると、今年の夏の厳しさを改めて感じます。梅雨明けの7月以降、全国で40℃を超える地点が相次ぎ、今年から新たに「酷暑日」という言葉も使われるようになるなど、まさに災害級の暑さとなりました。
気候変動の影響からか、6月から台風やゲリラ豪雨などの災害も相次いで発生し、各地で大きな被害をもたらしました。町でも短時間で大量の雨が降ると、道路の冠水も懸念されますので、普段から備えておくことが大切です。
また、昨年1月28日の八潮市道路陥没事故は記憶に新しいかと思います。この下水道が、伊奈町まで直結していたことをご存じでしょうか。下水管の大きさでいえば、町の下水管は最大でも直径80cmほどで、八潮市の直径4.75mほど大きくありません。しかし、こうした災害を防ぐため、事故以来、町では直ちにマンホールと主な下水管の検査を行い、必要に応じた修繕を実施するなど、被害の未然防止に取り組んでいます。
町では、「災害に強いまちづくり」をさらに推進していくため、行政としての役割をしっかりと果たしていくことが重要だと考えています。同時に、町民の皆さん一人ひとりが日頃から災害に備えることで、ご自身の命を守ることに繋がります。行政と町民の皆さんが手を取り合いながら、「これからも安心して住み続けられる伊奈町」をともに築いていくために、ご協力をお願いいたします。
令和8年8月
カルロヴォ市との友好都市協定披露へ !!
( 7月号からの続き)
市主催のレセプションには、カルロヴォ市の友好都市であるドイツ、イタリア、ポーランド、モルドバ共和国から来訪した首長や議員も参加しており、私は初めて参加するということで、挨拶の機会をいただきました。私の拙い英語を丁寧に通訳し、多くの自治体との交流を支えてくれたマリア・ヨトヴァ教授には感謝しかありません。
レセプションでは、首長が順次挨拶した後、各市町の特産品をプレゼントするのが習わしのようです。
楽しいときは早いもので、明日また会いましょうの合言葉の中、午後10時20分に散会となりました。
2日目は、いよいよ式典の日です。朝食をいただき、午前7時30分に出発。送迎車に揺られながら30分程で会場に到着しました。一帯にはローズ畑が広がっており、ダマスクローズの香りがあたり一面に漂っていました。
天気は雲一つなく快晴。山脈からほどよい風が吹き、雄大な景色の中で素晴らしく爽快な気分でした。
バラまつりは、大きな鈴を腰に数個付け、音を立てて踊るブルガリア特有の踊りを始め、バラの女王を紹介するなどのイベントが行われていました。私は、その後のバラ摘みに参加しました。ダマスクローズの収穫は今が最盛期で、4〜5トンの花からわずか1キログラムしか採取できないオイルは最高級品だそうです。
午前10時30分、式典会場である市役所前広場に移動しました。会場には既に1,000人以上が集まり、広場や周りの道路上には、特産品販売の店が数多く出店しているなど、大変な賑わいを見せていました。
カバイヴァノフ市長の挨拶から式典が始まり、今年のバラの女王の紹介と、バラが縁で伊奈町と友好都市協定を締結したことを報告していただきました。
続いて、私が登壇し、ブルガリア語で「こんにちは」という意味の「ズドラヴェイテ」と大きな声で挨拶して、用意していた原稿を読み上げました。原稿の内容は、伊奈町の概要と、今日に至るまでの両市町との交流が中心で、マリア・ヨトヴァ教授が大きな声でブルガリア語に訳してくれました。
続いて、在ブルガリア日本大使である鷲見氏から、「両市町が友好都市協定を締結したことを嬉しく思うと同時に、今後も幅広く交流が続くことを期待したい」と力強いお言葉をいただきました。
この式典には、大臣、議員、大使、外交官、将軍、将校、歴代のバラの女王、姉妹都市からの賓客など、多くの来賓が参加していて、伊奈町の名前を大きく印象付けることができたと思います。
式典終了後には大勢の人に囲まれ、写真撮影に応じることとなりました。その中で、地元の高校生4人から「日本に行きたい、伊奈町に行きたい」という嬉しい声や、日本から来た家族連れから、「妹が伊奈町に住んでいます」と声をかけていただくなど、まさに「四海同胞、地球は一つ」を実感しました。カルロヴォ市を訪問して本当に良かったと実感した瞬間です。
今回のカルロヴォ市訪問では多くの成果がありましたが、何よりも式典の中で “ 日本の伊奈町 ” を広く周知できたこと、カバイヴァノフ市長の温かい人柄と懐の深さを感じたこと、鷲見大使に出会い、ブルガリアという国を理解できたこと、ブルガリアが親日的な国であることを肌で感じられたことが大きいです。
カルロヴォ市の人々の優しさや勤勉さ、何事にも挑戦しようとする姿勢は、日本人と通じるものがあると強く感じました。今後は、教育、文化、経済など幅広い分野で交流を深め、両市町のさらなる発展につながるよう努めてまいります。
令和8年7月
カルロヴォ市との友好都市協定披露へ !!
去る5月9日、伊奈町はバラが縁でブルガリアのカルロヴォ市と、海外の都市とは初めての友好都市協定を締結することができました。締結にあたっては、ソフィア大学客員教授である高橋浩夫氏に大変お世話になりました。
調印式には、事情によりカルロヴォ市長の出席は叶いませんでしたが、マリエタ・アラバジエヴァ駐日ブルガリア特命全権大使と大野元裕埼玉県知事の立ち会いのもと、無事協定を締結することができました。私は、カルロヴォ市で開催されるバラまつりで協定書を披露するため、5月 28 日午後 10 時 45 分に羽田を飛び立ち、6月1日まで2泊5日の旅に出ました。
オーストリアのウィーン国際空港経由でブルガリアの首都にあるソフィア空港に到着したのは、19 時間後の現地時間午前11時40分。空港には、市長が手配してくれた通訳のマリア・ヨトヴァ教授を始め、高橋教授夫妻、櫻井教授らが温かく出迎えてくれました。嬉しい限りです。
空港からカルロヴォ市までは約 150 kmで、車の少ない直線道路を3時間ひたすら走り続けました。緑豊かな牧草地帯の回りには 2,000m 近い山々がそびえ立ち、未だ頂上付近には雪が残っています。目的地に近づくにつれて、畑一面に植えられたダマスクローズの花々の香りが漂い始め、ホテルに到着したのは午後4時 30 分過ぎ。急いで正装し、カルロヴォ市の庁舎を訪れたのが約束の午後6時でした。
緊張の中、市長室の扉を叩くと、笑顔のエミル・カバイヴァノフ市長が出迎えてくれました。握手を交わした瞬間、それまでの緊張が嘘のようにほぐれ、喜びと感動が全身を駆け巡ったのを覚えています。大事に持ってきた協定書を確認していただき、町からはローズちゃん・ローズくんのぬいぐるみと特産品をプレゼント。そこから1時間程懇談した後、公式レセプションに参加しました。(8月へ続く)
令和8年6月
新庁舎建設が本格化!!
役場の新庁舎建設がいよいよ本格的に始まりました。現在の庁舎は、北庁舎が昭和 48 年度、東庁舎が昭和58年度に建設され、長年皆さまに親しまれてきました。しかし、北庁舎は建築から半世紀以上が経過し、残念ながら現行の耐震基準を満たしておりません。東庁舎は耐震基準を満たしておりますが、二つの庁舎は L 字型に連結されているため、地震発生時には北庁舎の倒壊が東庁舎にも影響を及ぼす可能性もあり、安全面での対応が急務となっています。
役場庁舎は、災害時には町民を守る災害対策の拠点となり、重要な役割を担うこととなる施設です。また、日常的にも町民の拠り所として安心できる場所でなければなりません。こうした理由から、庁舎を建て替えることを決定しました。
新庁舎は、鉄骨造地上 4 階建てで、延べ床面積は約 7,700平方メートルになります。1 階と 3 階は事務フロア、4 階は議会フロア、そして 2 階は図書館になる予定です。また、来庁者用駐車場も約100 台を整備し、駐車場が狭く利用しにくいというご意見があった図書館も、新庁舎に併設されることで、より広く、充実した施設へと生まれ変わります。庁舎と図書館が同じ建物にある自治体はあまり多くはありませんが、未来型の庁舎として多くの人が集まり、活気づくような、皆さまに親しみやすい施設となるよう整備を進めてまいります。
新庁舎は令和 10 年 1 月から業務開始を目指し、現庁舎は同年 2 月以降に取り壊して新庁舎の駐車場として利用する予定です。
工事期間中は、近隣にお住まいの皆さまをはじめ、町民の皆さまには大変ご迷惑をおかけいたします。安全で誰もが利用しやすい庁舎を目指して引き続き取り組んでまいりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。
令和8年3月
防災訓練に学ぶ
災害は、いつやって来るかわかりません。地震の多い日本では、自然災害に対処できるよう準備しておくことが必要です。今年に入ってから規模は小さいですが、日本各地で地震が頻発していることに危険感を感じています。
2年前に能登半島では、1月1日午後4時10分ごろに震度7の地震が発生し、大きな被害が出てしまいました。当日は、実家に帰省し家族で過ごしていた方も多くいたと思います。なぜそんな時にと、自然災害の恐ろしさを計り知ることはできません。お亡くなりになられた方のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
町では、1日も早い復興をと、石川県と連絡を取り1月6日には、被災後最も早く、現地に物資を届けることができました。素早い対応に被災地では、大変喜ばれたことを思い出します。いつ起こるか分からない災害に行政として、スピードを持った対応が必要であるということを、改めて考える出来事でもありました。
町では、年に1度、北・中・南の地区に分けて輪番で防災訓練を実施しています。今年は南地区8区による防災訓練を「ゆめくる」において1月25日に実施することができました。上尾警察署・陸上自衛隊・上尾市消防本部・伊奈町消防団・赤十字奉仕団・医師会などのご協力をいただき、炊き出し訓練をはじめ避難所開設など、本番さながらの訓練を実施することが出来たことは、大変勉強になったことと思います。特に被災地へ災害派遣された職員の体験講話には多くの方が参加していただきました。話の中で「万一に備え非常用品を整え、普段からの共助が大切である。」との言葉が印象に残りました。
今年1年が災害の無い年でありますように祈るとともに、町民の皆さまと力を合わせて「災害に強いまちづくり」をさらに推進してまいりますので、ご協力の程よろしくお願いします。
令和8年2月
結実の年に!!
令和8年になり1カ月が過ぎ、毎年のことですが、月日の経過が加速度的に早くなっていると感じます。
昨年末、「町長にとって今年を漢字一文字で表すと何ですか」と質問され、私は「結」であると答えました。
昨年は、思いもよらぬことが2つありました。その1つ目は、愛知県西尾市で執り行われた伊奈忠次の追悼法要にご招待していただいたことを契機に、「伊奈氏ゆかりの地」に関する協定がさらに広がりを見せたことです。皆さんもご承知のとおり、伊奈忠次は1550年に三河国(現在の西尾市)に生まれ、1590年に40歳で伊奈町丸山の丸ノ内に屋敷を構えるまで、愛知県をはじめ山梨県、静岡県、神奈川県などで活躍していました。関東に入国してからの忠次の活躍は、すでにご理解をされていると思いますので改めて記述はいたしませんが、川口市・つくばみらい市と「伊奈氏ゆかりの地」に関する協定を結んでいることを西尾市長にお話ししたところ、西尾市もぜひ協定に加わりたいということで、川口市・つくばみらい市・伊奈町の2市1町で協議し、3市1町による「伊奈氏ゆかりの地」に関する協定を令和7年12月25日に締結しました。今後、忠次の生誕から亡くなるまでの60年にわたる生涯顕彰がさらに進められることが楽しみです。
2つ目は、お互いがバラのまちづくりをしていることを縁に、ブルガリアのカルロヴォとの国際交流のきっかけが芽生えたことです。国際交流の推進は、私が最も望んでいる政策のひとつであります。昨年はブルガリア大使館に2度訪問し、マリエタ・アラバジエヴァ大使と今後の交流について話を進めてまいりました。そして、カルロヴォ首長のエミール・カバイヴァノフ氏とは、オンラインで面談を実施することができました。
伊奈忠次をきっかけに西尾市と、さらにバラをきっかけにブルガリアとも縁を結ぶことができれば、次代を担う若者たちの夢は大きく広がっていくものと感じています。
昨年に引き続き、今年は「結」に実を加えて「結実」の年になるよう精進してまいりますので、ご支援とご協力をお願い申し上げます。
令和7年12月
ブルガリアはバラの国?
ブルガリアはバルカン半島の国です。国の東側は黒海に面しており、面積は日本の約3分の1です。人口は約645万人で、首都はソフィアです。公用語はブルガリア語で第2外国語は英語です。ブルガリアといえばヨーグルトはあまりにも有名ですが、国の花がバラで、ローズオイルの生産量が世界の約70%を占めていることは初めて知りました。そのほかにもバラに関係する製品がたくさんあるそうです。
そのブルガリアのカルロヴォから、伊奈町との交流を希望されているというお話を伺いました。それは伊奈町が県内で最大のバラ園を持ち、バラに関わるイベントをはじめ、バラを使用した多くの特産品を作り、バラのまちとして知られるようになったことで、オファーがあったものかと思います。バラにまつわる歴史はブルガリアにはかないませんが、バラの国づくりとバラのまちづくりという目的は同じであると思います。
9月4日にブルガリア大使館でのイベントにアラバジエヴァ・マリエタ大使から招待を受け、私と担当者の5名で出席しました。大使館に入ることは私も初めてでした。マリエタ大使とは、カルロヴォとバラを通した今後の交流についてお話ししました。
私は以前から町のこどもたちに国際交流をさせるため、英語教育に力を注いでまいりました。次の時代を担うこどもたちのために、国際交流は必要不可欠であると思います。実現のためには解決しなければならない課題が数多くあると思いますが、実現を目指して努力してまいります。
令和7年11月
広げたい国際交流
町には10月1日現在、38カ国902名の海外出身の方が住んでおり、その人数は年々増加の一途を辿っています。最も多いのはベトナム人257名、次はフィリピン人118名、中国人85名と続いています。
町では、それぞれの国の文化を披露していただくために、昨年度から「インターナショナルフェスタinいな」を開催しており、第2回目を10月18日に実施し、大いに盛り上がりました。
私は、お互いに国の文化への理解を深め合うことは、とても大事なことだと思います。それぞれの文化を学び合うことで、信頼が生まれると信じています。
国際化が進む現在、町では英語教育に力を注いでいます。外国語の授業では、ALT(外国語指導助手)を活用した授業を行い、低学年から英語に慣れ親しめるよう取り組んでいます。また、中学生の英語検定受検料の補助や英検対策講座を実施するなど、チャレンジする生徒の皆さんを応援しています。
私は、これからの町を背負っていく若い人たちに、今後ますます国際化が進む社会で活躍をしてほしいと願っています。そのためには、語学力の向上や、海外の都市との交流が必要であると考えています。アメリカにあるポートランド市はバラの街として知られており、毎年、町内の小学校とポートランド市の小学校で、年賀状とクリスマスカードを交換する国際交流を続
けています。また、ブルガリアはバラの国として知られており、先日、町と交流がしたいというお話があり、ブルガリア大使館にご招待いただき大使にお会いしてきました。バラをきっかけに、お互いの国のこどもたちが交流し合えるようになることを夢見ているこの頃です。
令和7年10月
盛り上がった伊奈まつり!!
8月23日の伊奈まつりは、約5万人の方にお越しいただき、いまだかつてないほどの賑わいで成功裏に終えることができました。 今の形になっておよそ35年が経過しますが、町民の皆さまや商工業関係の皆さまなどのご寄附および協賛のおかげで、伊奈まつりを長く続けることができていると思います。
まつりを盛り上げるために、イベントの参加団体の皆さまは、練習の日々が続いたことと思います。その熱い気持ちが、まつりの機運を更に高めていると思います。
まつりの実施にあたっては、伊奈学園総合高等学校にご理解をいただき、花火打ち上げ会場として場所をお借りしています。花火は、打ち上げ場所から民家まで最低110m以上なければ打ち上げることができず、風向きにより花火の殻がどこに落ちるかわからないため、半径500m以内の家庭には、交通規制や花火の打ち上げについてのチラシを配布しています。また花火の打ち上げは、上尾警察署や上尾市消防本部にご指導をいただきながら実施しています。事故なく続けられていることに感謝したいと思います。ただ、花火の打ち上げ時間中は伊奈学園前交差点を中心に県道や町道が大渋滞となり、町民の皆さまにご迷惑をおかけしていることを大変申し訳なく思っています。
翌日は朝7時から町内の中学生・高校生・大学生のボランティアをはじめ、参加団体、奉仕団体、シルバー人材センターの皆さんなど、350人以上の方々での会場清掃を行い、真夏の一大イベントを終えることができました。
ご協力いただきました皆さま、本当にありがとうございました。
令和7年9月
沖縄県視察に想う
今年は終戦後80年を迎える年であります。この節目の年に、埼玉県町村会では、町村長視察研修の視察先に沖縄県を選び、私を含む21人の町村長が参加しました。羽田空港からおよそ2時間40分で那覇空港に到着しました。関東は36℃を超える暑さでしたが、沖縄はそれ以上に暑く感じました。
ひめゆり平和祈念資料館、沖縄県平和祈念資料館、国立沖縄戦没者墓苑、そして平和祈念公園の埼玉の塔に参拝し、献花とともに手を合わせてまいりました。猛暑の中、戦火に散った人々の思いを想像しながら歩き続けると、その過酷さが身をもって感じられるようでした。特に、ひめゆり学徒隊は傷病兵の看護をし、狭い壕の中で多くの犠牲者が出たと伺いました。当時のことを思うと、戦争を知らない私たちは想像することしかできませんが、二度と戦争を起こしてはならないと強い信念を抱きました。「平和の礎」には、沖縄戦で亡くなられた24万人を超える人々の氏名が刻まれており、手を合わせずにはいられませんでした。
また、石垣島の対馬丸記念館を視察し、強い印象を抱きました。終戦間近、貨物船である対馬丸には、石垣島から長崎へ疎開する学童を含む1‚600人以上が乗船しており、魚雷攻撃により撃沈されました。多くの学童を含む1‚400人以上が犠牲となり、生き残った人々がつづる当時の様子には、涙を流さずにはいられませんでした。
この度の沖縄県の視察は、平和の尊さを痛感するとともに、沖縄戦の人々のことを決して忘れてはならないと強く感じた研修でした。
令和7年8月
忠次の法要に参加
伊奈町の名前の由来となった伊奈忠次の出身地をご存じですか?出身地は、三河の国小島で、現在の愛知県西尾市です。忠次は、小島城主である父忠家の嫡男(幼名:熊蔵)として、1550年に現在の西尾市に誕生しました。そして、徳川家康とともに関東に1590年に入国し、伊奈町の小室丸の内に屋敷を構え、関東一円の河川改修や新田開発などに尽力したことは皆さまご存じの通りであります。その後、慶長15(1610)年6月13日に61歳で亡くなるまで、我が伊奈町を拠点に20年間にわたり大きな功績を残しました。
この度、忠次の出身地である愛知県西尾市と忠次の菩提寺である西方寺から忠次の415回忌の法要開催のご案内をいただきました。私は、忠次が関東に入った以降の活躍については少しずつではありますが顕彰してまいりました。忠次が関東に入る前、いわゆる誕生してから40歳までは、資料も少なく顕彰が進んでいなかったため、忠次が生まれた地を知る絶好のチャンスと考え、ご案内いただいた法要に参加することにしました。
西尾市には名古屋市から名鉄線で三河湾方面に南下し、約1時間ほどで到着しました。市の面積は161㎢、人口は16万人を数える自然豊かな文化のまち、六万石の城下町として知られています。またバラのまちとしてもよく知られ、昨年伊奈町で開催したばらサミットにも、西尾市長自ら参加していただきました。そんなご縁もあり、西尾市長の案内で忠次ゆかりの寺の安楽寺・東禅寺・西方寺をご案内いただき、それぞれの住職からご説明をいただき、関わる位牌も見ることができ大変勉強になりました。小島城主であり祖父の忠基、父である忠家、そして忠次が揃ってこの三河で活躍したと思われる足跡が至る所にあると感じました。
矢作川の水を利用した水田地帯が、はるかかなたまで広がっている光景を見た時に、代々受け継がれてきた伊奈家の技術が、現代にしっかり生きていると私は感銘を受け、また訪れたいと強く思いました。
令和7年7月
福山ばらサミットに参加!!
5月18日に広島県福山市で開催された、第34回ばら制定都市会議、通称「ばらサミット」に参加してまいりました。福山市は、広島県東南部に位置し、県内では2番目に人口が多い市です。鞆の浦や福山城といった日本遺産があり、全国でも有名な市でもあります。市の花は、バラと菊で、特に、バラは市民の生活に深くかかわり、地域や学校、企業が世話をするバラ花壇が400カ所以上あるそうです。また、小学校入学時には、ミニバラをプレゼントするなど、幼少期からバラに触れ合う取り組みをしているそうです。町では、バラマスターズの皆さんがバラ園の管理に大きな役割を果たしていますが、福山市ではバラづくりのリーダー育成を目的に開校した「福山ばら大学」があり、15年間で700人を超える方が修了し、福山市のバラを支える大きな原動力になっているそうです。
また、「ばらのまち福山」で開催された今回の「ばらサミット」は、全国15市町の首長をはじめ関係者が出席する中で、式典が行われ、満開の町のオリジナル品種「伊奈の月」を植樹してまいりました。これまで、大阪府岸和田市、長野県伊那市にも植樹をしてまいりましたので、町のバラが全国各地で咲いていることを想像すると、喜ばしい限りです。
昨年の5月に町で開催した、「ばらサミット」に参加いただいた首長から「昨年の伊奈町でのサミットでは、素晴らしいおもてなしをいただきありがとうございました。」とのお言葉をいただき、嬉しい思いを抱きながら帰路につきました。
令和7年6月
あなたの趣味は何ですか?
ある時、「大島町長の趣味は何ですか」と問われたことがありました。その時、すぐに「私の趣味はこれです」という返事ができませんでした。趣味といえば、読書や旅行などが多いかもしれませんが、私は趣味を持ち合わせていない1人かもしれません。しかし、趣味とはいえないかもしれませんが、毎日欠かさずやっていることがあります。歳を重ねると体力が落ちますので、健康維持のために、起床時に軽めの腹筋50回と、腕立て伏せ25回をやっています。そして、犬の散歩に出かけます。30~40分で3,000歩を目安に歩いています。歩くときは、筋肉をつけるために、工夫をこらす歩き方をしています。早歩きやゆっくり歩き、大股歩きや小股歩きなど、変化をつけて歩くと筋肉がつきやすいそうです。万歩計では、毎日約6,000歩の数字が出ています。これからも、趣味として健康維持のための散歩などを続けていきたいと思います。
さて、町では町民の皆さんが、いつまでも元気で長生きするための事業をたくさん実施しています。ロコラジ体操を取り入れたロコラジさろんや健康体操等を行う健康長寿教室、病気を知り、健康づくりに生かすための講座などを実施しています。また、いきいき長寿パスポート事業は、65歳以上の方にカード型のパスポートを発行し、パスポートを掲示することで町内の協賛店で特典を受けることができ、出かける楽しさを味わうとともに、健康維持と経済効果の向上を図ることが期待されます。さらに、いなまるや有料期間中のバラ園の入園も無料になりますので、65歳以上の皆さんはぜひ、ご利用いただき
たいと思います。
人は、趣味を持つことによって生きがいが生まれ、心に余裕ができ、その結果長生きにつながるうな気がします。町民の皆さん、趣味を持ちましょう!!
令和7年5月
月日の速さに驚く!!
最近、一年経つのが早くなったと感じています。ある時、知人との会話で「一年が早いね。」と言ったら、「年をとるにしたがって、そのスピードはますます速くなっていくんだよ。30代は時速30キロ、50代は50キロ、70代は70キロのスピードで高速道路を走っているのと同じだからね。」と、話していました。確かに、年をとるにしたがって、そのスピードは加速度的に早くなっていると感じています。
今年もいよいよ、バラの季節を迎えます。昨年、伊奈町において開催したばら制定都市会議、いわゆる「ばらサミット」では、全国29市町の加盟がある中で17市町をお迎えし、植樹式をはじめ、式典の中で伊奈町のバラを全国にPRできたことは、大きな成果があったと思います。植樹式で植えられた22市町自慢のバラが、記念公園ステージ前に植えられていますので、ぜひご覧いただけると嬉しいですね。
そして、バラまつりといえばマスコットキャラクターの伊奈ローズちゃんと伊奈ローズくんです。町内のイベントはもちろん、町
外のイベントにも出演し、昨年度の出演回数は30回を超えました。また、バラまつりでは、新規採用職員がイベントサポーターとして活躍しています。今年は、10人の職員が伊奈町役場に入庁しました。私は毎年、新規採用職員に3つお願いをしています。1つは、大きな声で挨拶をすること。2つ目はホウレンソウ(報・連・相)を守ること。そして3つ目は、公務員としての自覚と責任を持つこと。私は、公務を行うということは、世のため人のため町のために、全力を尽くすことであると考えています。10人の新規採用職員が一日も早く仕事に慣れ、町民の皆さんのために、公人として活躍してくれることに大きな期待をしています。時が経つのはものすごく速いから…
お問い合わせ
伊奈町役場秘書広報課秘書係
電話: 048-721-2111(内線2214)
ファクス: 048-721-2136
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