令和8年度 施政並びに予算編成方針
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施政方針
早いもので、町政3期目の重責を担わせていただいてから、間もなく3年目を迎えようとしております。町の基本構想に掲げた「これからも安心して住み続けられる ぬくもりのあるまちづくり」の実現を基本理念に掲げ、町民の皆様の暮らしを第一に考えながら、町政運営に全力で取り組んでまいりました。
この間、世界的な物価高騰をはじめ、加速する少子高齢化の進行、さらには気候変動の影響による自然災害の激甚化など、社会経済情勢は大きく変化し、自治体に求められる役割と責任も、ますます多様化・高度化しております。こうした厳しい状況の中にありましても、町民の皆様、議会の皆様、関係各位の温かいご理解と力強いご支援を賜りながら、一つ一つの課題に真摯に向き合い、着実に歩みを進めてくることができました。
これまで町政の推進に多大なるお力添えを賜りましたすべての皆様に対し、改めて深く感謝申し上げます。
さて、令和7年度は、同年度を初年度とする「第6次伊奈町総合振興計画」に基づき、将来を見据えたまちづくりを着実に進めるとともに、4月に施行いたしました「伊奈町まちづくり基本条例」の理念を町政運営の根幹に据え、町民、議会および町が一体となった協働のまちづくりを推進してまいりました。
本条例は、町民参加によるまちづくりをより一層推し進めるための基本的な枠組みを示すものであり、今後の伊奈町の発展に向けた重要な指針として、これに則り、各種施策の展開を図ってまいりました。
まず、防災・減災対策の分野におきましては、近年、頻発化・激甚化する自然災害に備え、地域全体の防災力向上を図るため、防災士の資格取得を支援する補助制度を新たに創設いたしました。併せて、避難所における資機材の充実を図るため、防災用備品の整備を進め、町民の皆様が安心して避難できる体制づくりに取り組みました。
次に、多様な文化が共生し、互いを尊重し合えるまちづくりを推進するため、国際交流イベント「インターナショナルフェスタinいな」を、昨年度に引き続き開催いたしました。本事業を通じて、町内に居住する外国籍住民の方々との交流を深め、相互理解の促進を図るとともに、国際的な視点を持った地域づくりへの意識醸成に努めてまいりました。
また、お互いが「バラのまち」であることをきっかけに、ブルガリア共和国カルロヴォ市との新たな交流が芽生えたことは、大変意義深い出来事であったと受け止めております。オンラインによる懇談を通じて、バラに関する情報交換や、将来的なこどもたちの交流活動について意見交換を行い、今後、国境を越えた交流の広がりが期待されるところでございます。
さらに、すべての町民の皆様が健やかで自分らしく暮らせるまちづくりを目指し、がん患者の皆様を支援するアピアランスケアとして、ウィッグ等の購入費用を助成する制度を新たに創設いたしました。治療と社会生活の両立を支える環境整備を進め、誰もが安心して暮らし続けられる地域づくりに努めてまいりました。
子育て支援の分野におきましては、次世代を担うこどもたちが健やかに成長し、子育て世代が安心して暮らせる「子育てしやすいまち」として伊奈町が選ばれるよう、放課後児童クラブの運営に指定管理者制度を導入いたしました。民間事業者の専門性やノウハウを活かすことで、より質の高い保育環境の充実を図ってまいりました。
加えて、町の歴史と文化を未来へ継承し、地域の活性化につなげる取組として、町名の由来となった伊奈備前守忠次公ゆかりの地との連携である「伊奈氏ゆかりの地」歴史・文化的交流に関する協定を一層強化いたしました。これまでの川口市、つくばみらい市の枠組みに加え、忠次公の出生地である愛知県西尾市が新たに加わり、四者による連携体制が確立されました。今後は、伊奈氏の功績を広く顕彰するとともに、相互の文化振興と地域の活性化を図ってまいります。
これらの取組を通じ、令和7年度は、町の将来を見据えた基盤づくりと、町民の皆様の暮らしに寄り添った施策を着実に進める一年となりました。
伊奈町総合振興計画に基づく令和8年度実施予定の事業
それでは、令和8年度の町政運営の基本方針をご説明申し上げます。
不安定な国際情勢、金融市場の変動、賃金上昇を上回る物価高騰、自然災害の頻発化・激甚化のリスクの高まりなど先行き不透明な状況が続く中、町は、少子高齢化に伴う人口減少と社会保障費の増加、社会的な物価高騰や賃金上昇に対応していく必要があります。
また、図書館を複合化した役場新庁舎建設工事が本格化し、さらにはごみ広域処理施設や新消防施設等、今後のまちづくりに不可欠な施設整備も予定しております。
このような状況ではございますが、町民の皆様の暮らしを第一に考え、伊奈町総合振興計画に掲げる「これからも安心して住み続けられる ぬくもりのあるまちづくり」を着実に前進させていかなければなりません。そのため、社会情勢にも柔軟に対応しつつ、真に必要な事業に全力で取り組んでまいります。
さらには、伊奈町版スーパー・シティプロジェクトがいよいよスタートします。町民の皆様がいきいきと元気に暮らせる、そして笑顔がはじける、活力に満ちた「日本一住んでみたいまち」の実現に向け、「コンパクトなにぎわい拠点の創出とコミュニティの活性化」、「先端技術の活用によるスマートなまちづくりの実現」、「災害に強いまちづくりの強化」の3つの要素を取り入れたまちづくりを進めてまいります。
それでは、令和8年度に取り組む主な事業につきまして、伊奈町総合振興計画の5つの基本目標に沿って、順次ご説明を申し上げます。
基本目標1 「活気とにぎわいのあるまちづくり」
バラや忠次公など、町の地域資源を生かし、魅力ある伊奈町の実現に向けて取り組むとともに、持続可能な都市農業の推進を図るなど、町民の皆様が誇りに思う、活気あふれるまちづくりを進めてまいります。
「魅力ある観光資源の創出と振興」では、伊奈町版スーパー・シティプロジェクトに位置付けた志久駅及び伊奈中央駅周辺を拠点としたにぎわい創出のため、駅周辺の企業等との連携をより深め、人が集まり、交流できる空間の創出に向けて取り組んでまいります。
バラによるまちづくりの推進として、町民の皆様だけでなく町外から訪れた方々にもバラのまちとして印象づけられるよう、内宿駅から町制施行記念公園までの記念公園通りに新たにバラの植栽を行い、これまで以上にバラのまちとしての魅力をPRしてまいります。
また、忠次公によるまちづくりの推進として、これまで伊奈町、川口市、つくばみらい市の2市1町で締結していた「伊奈氏ゆかりの地」歴史・文化的交流に関する協定に、忠次公の出生地である愛知県西尾市が加わったことから、3市1町でさらなる交流を重ねるとともに、忠次公の功績についての調査研究を深め、郷土の偉人として顕彰してまいります。
「持続可能な都市農業の振興」では、これまでの大規模農地の集積・集約に加え、小規模な水田の区画拡大を実施することで、農地の有効利用を一層推進してまいります。
「緑あふれる環境と水辺の保全」では、西浦排水路の浚渫工事を実施することにより排水機能の回復を図り、引き続き浸水被害の軽減に努めてまいります。
「町内産業の活性化と企業誘致の推進」では、町内の小規模事業者の経営の安定化を図るため、小規模事業者経営改善資金融資を利用した事業者に対し、融資金額に係る利子額分を補助する事業を新たに実施することで、町内商工業の振興を促進してまいります。
「緑あふれる環境と水辺の保全」では、県内最大を誇る町制施行記念公園のバラ園に加え、街中にバラが咲き誇る町の実現を目指して、バラの苗の配付事業を令和7年度も引き続き実施し、「バラのまち伊奈」として、町民の皆様がさらにバラに愛着を持ち、親しんでいただけるような取組を積極的に推進してまいります。
また、快適で暮らしやすい生活環境の維持のため、栄地区における雨水の排水対策に関しまして、令和6年度に実施した既設排水路の測量及び流域の調査結果を踏まえ、令和7年度は対策工事の検討を進め、これからも安心して住み続けたいと思えるまちの実現に向けて、事業を着実に進めてまいります。
基本目標2 「子育て・学びが充実したまちづくり」
町で安心して子育てができるよう、子育て世帯への支援体制をより充実させるとともに、こどもたちが学ぶ環境を整え、豊かな心と健やかな体を育成する質の高い学校教育を推進してまいります。
「子育て支援・保育サービスの充実」では、乳児等通園支援事業、いわゆるこども誰でも通園制度を開始いたします。さらには、これまでのファミリーサポート事業に加え、病児の預かりや緊急時にも対応できる病児・緊急対応ファミリーサポート事業も開始してまいります。これにより、保護者の多様な働き方やライフスタイルに関わらず、すべてのこどもの豊かな育ちを一層支援してまいります。
また、出産後間もない産婦の身体的機能の回復やこころの健康チェックを行う健康診査に対する助成を拡大し、妊娠期から子育て期にわたり、切れ目のない支援体制の充実を図ってまいります。
「質の高い学校教育を推進するための環境の充実」では、屋内運動場の教育環境整備につきまして、令和7年度に実施した南中学校の武道場に続き、令和8年度から令和10年度までの3年計画で、全小中学校の体育館に空調設備を設置することといたしました。令和8年度から設計業務を行い、設置工事は令和9年度以降となりますが、順次こどもたちの教育環境と、災害時の避難所機能の向上を図ってまいります。
また、国のGIGAスクール構想に基づき令和2年度に整備した児童生徒の1人1台端末につきましては、耐用年数の超過やバッテリー劣化等が進んでいることから、全端末の更新を実施いたします。併せて、ネットワーク環境を強化し、より高度なICT利活用に対応した学習環境の充実や教職員の業務効率の向上を図ってまいります。
「学校・家庭・地域の連携・協働と家庭・地域の教育力の向上」では、令和7年度に地域クラブとして展開したバドミントンと尺八に加え、令和8年度から剣道を地域クラブとして展開するとともに、サッカー、野球、バレーボールにつきましては、新たな取組として拠点式クラブとしての実施を予定しております。引き続き、こどもたちがスポーツや文化に触れる機会を確保できるよう努めてまいります。
基本目標3 「健康でいきいきと暮らせるまちづくり」
すべての町民の皆様が、お互いを尊重し、支え合いながら、自分らしくいきいきと、健やかな人生を送ることができる地域共生社会の実現に向けて取り組んでまいります。
「介護サービスの充実と高齢者の生きがいづくり」では、高齢者が住み慣れた地域で自分らしく安心して暮らし続けられるよう、また、介護保険制度を適正に運営するため、『伊奈町高齢者保健福祉計画及び第10期介護保険事業計画』を策定いたします。併せて、『認知症施策推進計画』を一体的に策定し、認知症の方やその家族が安心して地域で暮らせるまちづくりに向けた取組を推進する体制を整えてまいります。
「障がい者福祉の推進」では、『伊奈町第4期障害者計画、第8期障害福祉計画及び第4期障害児福祉計画』を策定し、障がいのある方の充実した日常生活と積極的な社会参加のための取組の推進や、それらを支えるサービス提供体制の確保を図ってまいります。
「社会保障サービスの充実」では、国民健康保険加入者の特定健康診査未受診者に対し、対象者の健康意識に合わせた受診勧奨を実施し、より多くの方の生活習慣の改善や病気の早期発見に結びつく取組を強化してまいります。
また、地域の方が集まるサロンなどの場において、栄養指導や歯科保健指導を行うことに加え、75歳以上の方に対しましては、管理栄養士や歯科衛生士などの専門職が個別の訪問指導を行い、高齢期に起こりやすいフレイルの改善を図るなど、保健事業と介護予防の一体的取組の充実に努めてまいります。
基本目標4「安心・安全・快適なまちづくり」
地震・大雨などの自然災害や火災、犯罪、交通事故などから町民の皆様の大切な生命や財産を守るとともに、快適で便利な暮らしやすいまちづくりの実現に向けた取組を実施してまいります。
「地域と連携した防犯体制の構築」では、デジタル地図上にさまざまな情報を重ね合わせて表示できるGIS(地理情報システム)に、防犯灯などの位置情報を追加いたします。これにより、不点灯などがあった場合に、町民の皆様のスマートフォンやパソコンから情報提供をいただくことができるようになります。地域の防犯意識の一層の向上を図るとともに、DXの活用による迅速な対応に努めてまいります。
「地球環境にやさしいクリーンなまちづくりの推進」では、令和7年度に行財政改革推進会議から答申をいただいたごみの減量化につきまして、町民の皆様の意識向上に向けた取組を重点的に実施してまいります。
まず、プラスチック製容器包装やペットボトル、ティッシュペーパーの箱のような紙製容器包装などは、リサイクル資源として生かすことができるため、正しい分別にご協力いただけるよう、わかりやすい周知に努めてまいります。さらに、より多くのご家庭で可燃ごみの減量に取り組んでいただけるよう、生ごみ処理容器等購入費補助金を増額いたします。併せて、町内の事業者にもご協力をいただきながら、事業系ごみの減量のための取組も推進してまいります。
また、充電式小型家電に使用されるリチウムイオン電池が原因とされる、ごみ収集車やごみ処理施設における火災が全国的に多発していることから、令和8年度から、ごみ集積所でのリチウムイオン電池及び充電式小型家電の分別回収を開始いたします。町民の皆様にリチウムイオン電池及び充電式小型家電の分別にご理解・ご協力をいただけるよう周知に努め、収集作業員の安全確保やクリーンセンターの安定稼働を図ってまいります。
新たなごみ広域処理施設の整備につきましては、現在実施している環境影響評価手続きを令和8年度末までに完了させ、ごみ広域処理施設の都市計画決定を行います。また、上尾伊奈資源循環組合において、施設の整備運営を行う事業者を令和8年度から2か年かけて選定してまいります。令和15年度の稼働に向けて、引き続き上尾市及び上尾伊奈資源循環組合と連携を図りながら取り組んでまいります。
これに関連して、「安心・安全で住みやすい市街地の形成」では、新たなごみ広域処理施設までのアクセス道路となる都市計画道路上尾伊奈線の早期整備の実現に向け、令和8年度に路線の用地測量や詳細設計等の実施を予定しております。
「便利で使いやすい公共交通の整備」では、志久駅のエレベーターにつきまして、当初令和8年度の供用開始を目指して事業を進めてまいりましたが、資材高騰や工事スケジュールの関係から進捗に遅れが生じ、町民の皆様をお待たせしております。令和9年度からの供用開始を目指して、引き続き事業を着実に推進してまいりますので、ご理解を賜りたく存じます。
町内循環バス「いなまる」につきましては、令和8年度に現行の運行体制の契約期間が満了いたします。次期の町内公共交通の在り方を検討した結果、循環バスに代えて、より利便性の高い公共交通である「AIオンデマンドバス」を新たに導入することが、町民の皆様にとって最善であるとの結論に至りました。先端技術を活用したきめ細やかな移動手段となるもので、従来のバスとタクシーの中間のような運行形態で、伊奈町版スーパー・シティプロジェクトの核となる事業として位置付けております。令和8年度は、運行事業者や乗降場所の選定を実施するとともに、利用方法について丁寧な周知を行い、令和9年度からのスムーズな稼働開始に向けて、しっかりと取り組んでまいります。
基本目標5「町民と共に発展するまちづくり」
デジタル技術の活用による町民の皆様の利便性の向上と行政事務の効率化を図るとともに、まちづくりへの町民参加の促進や多文化共生社会に向けた相互理解の取組を展開してまいります。
「地域と行政におけるデジタル化の推進」では、スポーツ施設や会議室などをご利用いただくための新たな公共施設予約システムを導入いたします。マイナンバーカードによる利用者登録やオンライン決済の活用により、町民の皆様の利便性の向上と行政事務の効率化を図ってまいります。
また、行政事務でのデジタル化を一段と進め、業務の一層の効率化やペーパーレス化によるコストの削減を図るとともに、引き続き職員の情報セキュリティに対する意識の向上を図り、行政情報の安全性確保を徹底してまいります。
「町民参画によるまちづくりと効果的な町政情報の共有」では、まちづくり基本条例が施行されたことから、より開かれたまちづくりに向け、町民の皆様がまちづくりに参加できる機会の周知に努めてまいります。
また、特に若い世代に選挙や政治への関心を高めていただけるよう、生涯を通じて自らの投票の記録を残すことができる選挙手帳を作成・配布するなど、新たな投票率向上の取組を推進してまいります。
「地域コミュニティの活性化と国際化の推進」では、お互いが「バラのまち」であることをきっかけに始まった、ブルガリア共和国カルロヴォ市との相互交流を予定しております。伊奈町のバラまつりにカルロヴォ市長をご招待し、その後、私がカルロヴォ市のバラまつりに参加してまいります。バラについての情報交換にとどまらず、お互いの文化を理解する貴重な機会とし、さらなる交流の深化に繋げてまいります。また、伊奈町でのバラまつりの式典では、カルロヴォ市との友好都市協定を締結したい所存でございます。伊奈町で初めてとなる海外との友好都市協定となりますが、互いの特色であるバラの花を繋がりに始まったご縁でございますので、双方の交流を推進し、相互理解と友好親善を深めるとともに、互いの発展を願い、友好都市協定を進めてまいります。
「将来を見据えた財政運営の推進」では、図書館を複合化する役場新庁舎の建設工事が令和7年度から本格的に始まりました。行政サービス提供の場にとどまらず、町のさまざまな情報や多世代の人が集まり交流する場となるよう、伊奈町版スーパー・シティプロジェクトの一環としてさまざまな取組を進めてまいります。
なお、伊奈町版スーパー・シティプロジェクトにおける災害に強いまちづくりとして、役場新庁舎に複数の非常用電源を整備し、災害時でも途絶えない電源を確保するなど、防災拠点としての機能の充実を図ってまいります。
令和8年度の施政方針については以上のとおりでございます。
役場全体でワンチームとなり「これからも安心して住み続けられる ぬくもりのあるまちづくり」の実現に向けて邁進してまいります。
予算編成方針
令和8年度の予算編成方針につきまして申し上げます。
まず、歳入の町民税でございますが、経済情勢等を考慮し、個人分につきましては、4.4%の増、法人分につきましては、9.5%の増とし、個人・法人分、合わせまして、32億4,763万9千円、令和7年度当初予算対比で、4.9%の増を見込んだところでございます。
固定資産税でございますが、土地につきましては、地価の動向と利用状況を考慮し0.3%の減、家屋につきましては、新築家屋の増加分を考慮し3.0%の増、償却資産につきましては、企業の償却資産の増加分を考慮し、10.1%の増といたしました。固定資産税全体といたしましては、26億9,094万円、令和7年度当初予算対比で、2.9%の増と見込んだところでございます。
国庫支出金及び県支出金でございますが、児童手当国庫負担金、特定教育・保育施設施設型給付費負担金など、国庫支出金24億623万4千円、県支出金14億1,134万4千円を見込んだところでございます。
町債でございますが、役場庁舎建設事業等の総務債、街路整備事業等の土木債、ICT教育環境整備事業等の教育債等の発行を予定しており、合計で27億5,510万円を見込んだところでございます。
なお、基金からの繰入金につきましては、財政調整基金、公共施設整備基金及び減債基金などから合計で10億2,440万7千円を見込んだところでございます。
次に、歳出でございますが、主な事業といたしましては、役場庁舎建設事業、国際化推進事業、AIオンデマンドバス導入事業、選挙啓発事業、総合センター整備事業、病児・緊急対応ファミリーサポート事業、乳児等通園支援事業(こども誰でも通園制度)、妊産婦健康診査事業、ごみ広域処理施設整備事業、農地集約支援事業、商工業活性化事業、バラの町推進事業、街路整備事業、消防広域化運用事業、町立小中学校ICT教育環境維持管理事業、町立小中学校体育館の空調等整備工事設計業務委託を含めた小・中学校整備事業のほか、道路、公園などの生活基盤整備関連事業に関する予算などを計上いたしました。
こうして編成いたしました一般会計予算は180億6,000万円で、令和7年度当初予算対比17.6%の増でございます。
次に、特別会計でございますが、国民健康保険特別会計33億6,642万1千円、3.4%の減、中部特定土地区画整理事業特別会計1,188万7千円、32.1%の減、介護保険特別会計33億6,806万2千円、4.2%の増、後期高齢者医療特別会計7億8,224万4千円、8.7%の増といたしました。
一般会計及び特別会計の予算総額は、255億8,861万4千円となり、令和7年度当初予算対比12.2%の増でございます。
次に、企業会計の水道事業会計につきましては、水道事業の収益的収支のうち、収入は11億7,603万1千円、これに対し、支出は11億3,191万5千円で、差し引き4,411万6千円の税込み利益を計上いたしました。
資本的収支につきましては、収入では1億7,583万6千円、支出では7億6,715万9千円となり、支出額に対して収入が不足する額5億9,132万3千円は、過年度分損益勘定留保資金等で補てんする考えでございます。
下水道事業会計につきましては、下水道事業の収益的収支のうち、収入は10億4,130万7千円、これに対し、支出は9億6,625万3千円で、差し引き7,505万4千円の税込み利益を計上いたしました。
資本的収支につきましては、収入では8億3,613万8千円、支出では9億5,584万7千円となり、支出額に対して収入が不足する額1億1,970万9千円は、過年度分損益勘定留保資金等で補てんする考えでございます。
以上が令和8年度施政並びに予算編成方針でございます。
結びに
今後とも町民の皆様と共に、「これからも安心して住み続けられる ぬくもりのあるまちづくり」の実現に向け、取り組んでいく所存でございます。引き続き、皆様のご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げ、令和8年度の施政並びに予算編成方針といたします。
お問い合わせ
伊奈町役場秘書広報課秘書係
電話: 048-721-2111(内線2214)
ファクス: 048-721-2136
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